私たち「F-ACTORの会」は、精神障がいを持つ人が地域で生活するための訪問による支援サービスを、福島県で充実させることを願い、精神保健福祉医療に携わっている者が集う会「F-ACTをつくる会」として、平成26年から活動を開始しました。
活動の中で「F-ACTをつくる会」という名称では「ACT」を立ち上げる会と目的が限定的な印象を与えていたため、「アウトリーチ」をプラスすることにより、幅の広い生活支援を目指す会として、平成30年より「F-ACTORの会」と会の名称を変更して活動していくことになりました。
本会の目的
本会は福島県に暮らす精神障害を持つ人が地域で生活するための訪問等による包括的な 支援サービスを充実させることを目的とする。
本会の事業
- 福島県において精神障がいをもつ人に対する訪問支援サービスの充実を図るための啓発活動に関すること
- 精神障がいをもつ人に対する訪問支援サービスの現状把握、及び、支援の充実に向けた検討に関すること
- 精神障がいをもつ人に対する訪問支援サービスを提供する事業所の立ち上げのサポート(コンサルテーション等)に関すること
- 会員同士のネットワーク構築に関すること
- その他、本会の目的を達成するために必要なこと
「F-ACTORの会」の活動のご紹介
「研修会」の開催
毎年 、日本各地でACTなど訪問活動を中心とした精神障がいを抱える当事者やご家族への支援活動に関する講演会、当事者やご家族の方々と共に話し合い、 今後どのようなサービスが必要であるかを検討する場を設けています。
福島県各地域での「意見交換会」の開催
県北・県中・県南・会津・相双・いわきの各地域において、意見交換会を開催しています。ここでは、精神障がいを抱える当事者やご家族がその人らしい生活を送れることを目指した活動を行なっている福祉事業所・訪問看護ステーション・精神科病院などのスタッフが実践活動を報告し合い、それぞれの地域の現状を把握し、今後への課題などを共有しています。
「出前講座」の実施
本会の会員がご要望のある所に出向いて、以下のようなテーマについてお話をさせて頂きます。ご要望がありましたら事務局にご連絡下さい。
・ACTやアウトリーチについて
・リカバリーを目指した活動の実際について etc.
「事業立ち上げに関する相互サポート」の実施
訪問看護ステーションの立ち上げ方など、本会の会員が経験を活かして相談に応じます。ご希望がありましたら事務局にご連絡下さい。